大船駅の喧騒を抜けたところにあるベトナム料理店「ライプン」でランチをいただきました。木枠のドアに水色の壁と可愛らしいファサードが目を惹きますね。

偶然見つけたこちらライプンは昨年11月にオープン、ほど近くにある人気のカレー屋さん「キュイエール」の姉妹店なのだそう。

店内はアジアンテイストではなくモルタルの床に木製家具とカフェ然とした居心地良い空間で、カウンター14席はオープン程なくして満席になりました。

「生春巻き」単品の生春巻きは1本￥250からオーダーできるので、気軽に追加できで嬉しいかぎり。しっとり海老やシャキシャキ野菜がもちもち食感の皮に巻かれ、スイートチリソースをつけていただきます。

迷いながらも選んだのは「ライプン風ベトナム混ぜご飯」。まず華やかなワンプレートに思わず声が出てしまいます！

大根とにんじんのなますに肉味噌、

ミントやパクチーなどのハーブ、海老のボイル、

添えられたソースは自家製ラクサソース(魚介スープをココナッツミルクでのばしたソース)と、ヌクチャム(ナンプラー、唐辛子、ニンニク、レモン汁)の2種。全体を混ぜ合わせながらちょっとずつソースをかけていただくと、無限の味の広がりを見せます。一口ごとに味が変わっていくので、食べ終わるのが惜しくなりました〜。

ハーフ＆ハーフ(ハーフサイズのフォートバインミーのランチセット)を頼んだサリュオーナー、まずやってきたのは「紅玉りんごとスモークハムのバインミー」。パンはご近所でパンの名店CALVAのものを贅沢に使い、中にはとろける美味しさの自家製スモークハムとシャキシャキリンゴ、大根とにんじんのなます。思い描いたバインミーの想像を超える美味しさ。。

5種あったフォーの中より「蝦夷自鹿肉のジビエフォー」。混ぜご飯にフォーやバインミー、どれをいただいても思うのは”ライプン風”ということ。姉妹店のキュイエールのシェフがフレンチ出身ということで、ソースやフォンがしっかりと味を支えている繊細な味わいなのです。

移転前の目黒店舗からランチによく利用していた「スタンドバインミー」から遠くなり残念でしたが、さっそくこちらでも美味しいベトナム料理店が見つかりました！

【ライプン】神奈川県鎌倉市大船3-2-9