掃除をしたりの、のんびり休日。そんな日は、いつか行きたいと思っていたお好み焼き屋さんへ。

旅行を除くと夕食はほとんど家で食べているので、ランチは日祝のみの営業のこちらには、なかなかお邪魔することが難しく…想うこと数年、やっと行くことができました（予約必須です）。

丸太で書かれた「子ぐま」の文字。このフォントから想像できるかと思いますが、店内は山小屋風のウッディな内装です。早速オーダーすると、すぐに女将さんが焼きに来てくれました。

じっと我慢。。途中でひっくり返しに来てくれた女将さんに店名の由来を伺うと、『20年前にお店をはじめた時、みんなでどうしようか相談したの。その時の候補の中から、一番みんなに親しみを持ってもらえて、一番可愛らしい名前にしようということで、子ぐまに決まったのよ』と教えていただきました。そんな店名と女将さんはじめ店員さんの和やかな雰囲気のためか、初めてのお店なのにとても居心地が良いのです。

そして完成、焼き上がりました〜！

こちらが左側「山芋ふわっ玉焼き」。小麦粉を一切使っていない生地は限りなく軽く、フワッフワです。本当にやわらかで私たちには扱いが難しいため、女将さんが9等分にカットしてくれます。中のキャベツもこまかなみじん切りで食感も繊細、こまかな鰹節＆たっぷりの九条ネギが味わいを後押ししてくれるよう。

そして右側「タコしそ玉焼き」。小麦粉の入った生地ですが、練らずにさっくりと合わせていたのでこちらも軽やか〜。具のタコも大きめなものがゴロゴロ、合わせて上にはこれでもかと紫蘇の千切りが！

2人で2枚のお好み焼きをいただきましたが、小さめということでもう1メニュー追加。。で、こちらが先に通されました。こちらをかき回して待っていると…

太麺の焼きそばが登場。息子さんがカウンターの中で作ったものをテーブル席の鉄板に持ってきてくれます。こちらは「つけ焼きそば」ということで、お出汁の入った卵に付けていただきます。こんなに硬めの太麺、焼きそば用ではなくオリジナルなのかしら、とにかく麺が美味しい。。卵に付けてみると、味がまろやかになって１粒で2度美味しいのです。

とにかく「普通はこんな感じ」「よくある味」というものがないお店。具は？切り方は？混ぜ方は？焼き方は？一つ一つをよく考えて、丁寧にこなしていくと、こんなにも美味しいものになるのね〜と、控えめに言っても驚きの味わいの連続でした。まだまだ気になるメニューがたくさんで、次はどれを注文しようかねぇと考えながら帰路につきました。

【子ぐま】神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-1