ランチの後は行けないかなぁと諦めていた展覧会に足を運ぶことができました〜。

ここはコペンハーゲンから少し北上したところにある美術館。

19世紀に建てられた建物で、元は貿易商のサマーハウスとして使われてた邸宅です。

展示室は1＆2階と、思ったよりもなかなかのボリューム。会期終了間近だからか現地のご婦人方が多くいらっしゃっており、皆さん思慮深げにヒソヒソと話し合いながら見ているのが印象的でした。

サマーハウスとは日本でいう別荘よりももっと気軽なものなのですが、それにしても豪華なしつらえです。とはいってもこのパステルカラーの色合いが、華やかさよりも可愛らしさや親しみやすさを感じるのかしら。右手前に鎮座するのがサルトのオブジェなのですが、妙にしっくりときています。

庭園の草花を背景に…

サルトお気に入りのモチーフの１つでもある、鹿の頭像。可愛らしい。。

器とそれの元となった版画を合わせて展示。いつもは別の場所で管理されている作品同士が合わさるのも、企画展の醍醐味ですね。

2階への階段部分には、当店でも販売中のウォラートの照明が！

平日だからかキュレーターさんが作品の説明をしてくれて、同じく観にきていたおばあちゃま達と熱心に聞き込んだりと、とても楽しい作品鑑賞ができました。

そして元邸宅が美術館になっているということで、どこか原美術館を思い出したり。。美術館での展示よりも、作品とより親密に対峙できるようにいつも感じます。

邸宅の前に広がる庭園は現在では一般の人に解放された公園となっていて、犬の散歩コースとして人気のようでした。

その一角にあるミュージアムカフェも独立していて、美術館への来訪と関係なく日常使いをしているようでした。

私たちも…

シルバーグレーのボブヘアが美しい店主さんがいるカウンターにて、オーダーを。

この日は少し肌寒かったので、店内にて。

ケーキを2人でシェアしながら、今回の買い付けを労いあったのでした。