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【鎌倉だより】明月院ブルー

2025年6月12日

いよいよ紫陽花が見頃になったと聞き、朝一番で北鎌倉にある紫陽花の名所・明月院にやってきました。

2,500株の紫陽花で埋め尽くされた広い境内は、明け方やんだ雨でしっとりと風情ある雰囲気が漂っています。

ここに咲く紫陽花は通称”明月院ブルー”とも呼ばれており、通常のアジサイよりも小ぶりなヒメアジサイという色が薄く愛らしい品種なのだそう。

こちらはヤマアジサイかしら？陽の光を浴びてキラキラ輝いています。

この日は通常非公開の本堂裏手にある庭園が公開されていました。

ここは紅葉と花菖蒲の時期だけ公開される庭園。花菖蒲の見頃は過ぎたもののまだまだ美しい花を見ることができ、先日見たカキツバタとの違いを確認したりしました。

広〜い裏庭園の奥の方にはこちらも見事なヒメアジサイ。どこもかしこも丁寧に手入れをされていて、一年中大切に育てている庭師さんのおかげで楽しむことができているのだなぁと実感。

見上げると立派な青紅葉が日陰を作ってくれていて、秋にはまた異なる景色になるのでしょうね。

帰り際に見かけたのは平家物語の一文にも出てくる花”沙羅双樹”。紫陽花だけではない様々な花を楽しむことのできた朝散歩のひとときとなりました。

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