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恵比寿ガーデンシネマ『Cafe de Flore』
2015年4月 2日
4年ぶりの復活!恵比寿ガーデンシネマのオープニング作品、カフェ・ド・フロールを観に行きました(左上のポスターです)。
ラジオから流れてきた映画評論が気になって、さして予備知識もなしに映画館へ ~舞台は1960年代のフランス・パリと現在のカナダ・モントリオール、時を超えてつながる愛の物語~。障害を持つ子供を女手ひとつで育てるヴァネッサ・パラディ演じる主人公がとにかく切なく苦しく、そして暖かくて、溢れ出る感情を必死で受け止めながら鑑賞ました。そしてモントリオール編の主人公アントワーヌがDJをしている設定ということもあり、全編を通してテンポよく話が進み、印象的な楽曲がポイントとして入っています。話の鍵ともなっている”カフェ・ド・フロール”のほかにも、シガー・ロスやピンク・フロイドなどの曲も効果的に使われていて、音楽によってより深い世界へと引き込んでくれるようでした。
オサレな館内はインテンショナリーズの設計によるもの、これが映画館の売店だなんて!
オサレな雰囲気に2人して飲まれたのか、映画のお供にお久しぶりなポップコーン。
映画がデジタルに切り替わる頃に大好きなミニシアターが次々と廃業してしてしまい、少しずつ映画館から足が遠のいてしまいました。。でも映画館で観ると感じ方も吸収するものも違うなぁと思い直し、最近は1ヶ月に1本づつ観るようにしています。
そういえばお店がオープンしてから時間が取れないからと、舞台を観に行くこともできなくなっていたので、そうした時間も作っていきたいなぁと感じる今日この頃なのでした。