日本庭園を望む、根津美術館の印象的なロビー。

のんびりスタートの休日、青山の喧騒を抜けたところにある根津美術館へと向かいました。

実業家・根津嘉一郎氏の収集品を保存展示するために昭和16年に開館。こちらは数年前に隈研吾氏の設計にて建て替えられた新しい本館で、２階へと貫く切妻造りの屋根が印象的（展示室以外は展示物を含めて写真撮影可能です）。

そして展示室へ。この『物語をえがく』展は、源氏物語や曽我物語などさまざまな物語を紡いだ絵画が電磁されています。米粒に描くほどの細かな絵の巻物から屏風絵まで、イヤホンガイドをじっくりと聞きながら絵を読み解いていきました。特に気に入ったのは平家絵物語帳、なんて鮮やかで細やかな絵なの！と、うっとり。。

ホールから日本庭園へ。

12月も半ばで、艶やかなドウダンツツジが出迎えてくれました。

広い庭園内には茶室が点在、そして次回は行ってみたいNEZU CAFEも。

入り口からのアプローチ。青々とした竹の生垣と竹竿の壁面の対比が美しい。和風家屋ではあるのにほっこり懐かしい感じではないのは、この計算されたシャープさゆえでしょうか。ゆっくり見たために、とっくにお昼時間を過ぎていました。。

【根津美術館】東京都港区南青山6-5-1