早めのランチ後は映画1,000円Dayを利用して新宿シネマカリテにて「noma」を観に行ってきました。

舞台となったレストランnomaは、過去に4度「世界ベストレストラン50」の第1位に輝いたコペンハーゲンにあるレストラン。nomaを率いる若きスターシェフ レネ・レゼピはその時期の、その場所でしか味わえないものを、圧倒的な感性で美しい一皿に変えていきます。森のキノコから苔まで！普通なら手に取らないようなものまで食材として用いており、”北欧の食材のみを使用する地産地消”なんていう言葉では言い表せないほどの独創性であふれています。

『ノーマ、世界を変える料理』オフィシャルサイトより

移民としての彼の生い立ちや、仕事への姿勢やプレッシャー、突如起きたノロウイルスによる食中毒事件、そして再び世界一に輝くまで〜。シナリオがないことに驚いてしまうくらいドラマチックであり、人生についての考えさせられる、とても見ごたえのある作品でした。そしてとにかく美味しそう！

そういえば以前デンマークの友人と海を散歩していた時「そこに生えている葉っぱ、nomaに卸しているそうよ」なんて話が出たことを思い出しました。その時は面白い食材を使う高級店なのね〜と思っていましたが、田舎に住む人々にまでその名を知られていて、何より彼を誇らしく思っていることを、この映画を観て改めて思い出させてくれました。