展覧会の後は、同敷地内にあるとらや工房へ…ですが、その異変は駐車場から感じていたのです。

ゆったりのんびりとした時間を過ごすことができるのが魅力のひとつで、こちら方面に用事があった際は戻る前に寄っていました(前回の訪問はこちら)。その気分で行くと、販売所の前にできた行列にびっくり！

岸邸のスタッフの方に伺うと年明けにテレビ番組に出たそうで、あまりバラエティ番組を見ない私は初耳。。とはいえ夕方ということで20分ほどでオーダーすることができ、ホッと胸をなでおろしました。。列に並んでいる間はガラス張りの工房を見学、個数制限が出ている人気のどら焼きが銅板の上で焼かれています。

まだまだ店内は満席のため、内藤建築の天井の様子を（一番最初の写真は、閉店近くでお客様が帰った後のものです）。

今回は選びきれずに2種類を2人でシェア。まずは「お汁粉」、とろりとした上品な汁粉と形を残した小豆の両方が楽しめます。それもそのはず、蜜漬けした小豆を数回に分けて後で加えているのだとか。なんて贅沢で手の込んでいることか。

そして「あんみつ」。小倉餡の美味しさは言わずもがな、磯の香りのする寒天が素晴らしく、忘れられないお味なのです。

そしておまけの「どら焼き」。歯ごたえもしっかりとある皮が、小倉餡に負けない存在感です。

午前中のドライブの時に顔を出した大きな富士山。以前にもテレビ番組の影響で一番好きなパティスリーも購入しづらくなってしまったことがあったのですが、とらや工房はどうなることか。。夏のかき氷までには、すんなり入ることができればいいなぁ。

【とらや工房】静岡県御殿場市東山1022-1