暦ではゴールデンウィーク真っ只中ですが、うまく休みを設けることができずに連日仕事となりました。。

とはいえどこかでリフレッシュしなければと、発送業務が終わった後に一番近くの美術館である庭園美術館に行ってきました。

【今展覧会のチラシ・オモテ面】

【今展覧会のチラシ・ウラ面】

本館では「アール・デコ・リヴァイヴァル」と題して、建物が主役となった展示（平日など条件付きで、本館内の撮影が可能です）。

ボルタンスキー展など過去に見た展覧会では本館を舞台として、あくまでアート作品が主役だったのですが、こんな感じにアール・デコ建築＆建物の歴史を観ることも、また違った発見があったり。。

窓の先には整備工事を終えた美しい日本庭園〜。アール・デコ様式の洋館との

奥様の肖像画がかけられた2階大広間は、家族団欒の場所だったというから、持ち前の想像力で当時を思い描いてみたり。。

そして今回はいつもは閉ざされている3階へと階段を上り、

お久しぶりのウィンターガーデン。人工大理石でできたチェッカー模様の床に、マルセル・ブロイヤーのカンティレバーの椅子と、モダンですねぇ。

そして明るいガラス壁の渡り廊下を抜けると、

杉本博司氏がアドバイザーとして関わった新館。

【今展覧会のチラシ・中面】

新館で開催されていたのは「フランス絵本の世界」、19世紀半ばからの絵本や児童書がたっぷり展示されていました。丁寧な説明とともに年代を追って展示されていましたが、難しいこと抜きにしても華やかな絵を楽しむだけでも楽しめますよ。

夕方から閉館までのぎゅっと凝縮された鑑賞でしたが…仕事を離れて美術館で過ごすひとときは、私にとってはなくてはならない時間なのでした。

【東京都庭園美術館】東京都港区白金5-21-9