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【ART】イサム・ノグチ〜彫刻から身体・庭へ〜@東京オペラシティ
2018年7月28日
楽しみにしていたイサム・ノグチの展覧会が香川県立ミュージアムより巡回でやってきました〜。
【今展覧会・オモテ面】
日本人の父とアメリカ人の母のもとに生まれた20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチ。今展覧会では〜彫刻から身体・庭へ〜という副題の通り、身体の感覚やエネルギーを追求した作品から、大地を素材とする彫刻の意味合いを持つ庭園やランドスケープデザインの模型や動画まで幅広く紹介しています。
【今展覧会・ウラ面】
それらを4章に分割して分かりやすく展示してくれているので、断片的に知っている彼の作品への知識を繋いでいくように進んでいきました。
その名を知らなくとも誰もがどこかで見たことがあるであろう、光の彫刻「AKARI」シリーズ(会場内の作品は、こちらを含む2作品のみ撮影可能でした)。
彫刻家である彼の生み出した照明は建築家のデザインするものと同様に、その空間を作り出すひとつの要素となっているなぁと強く感じます。
そして撮影可能だった、もうひとつの作品は…
晩年の作品「アーケイック」。大理石よりも固い玄武岩の、切り出しではなく地中から掘り出したものから生まれた作品。多岐にわたる彼の活動の中でも後期は石そのものと対峙して、大地に刻まれた記憶のようなものをそのまま作品として存在させているように感じました。
ドローイングから舞台美術、照明に彫刻、そしてランドスケープデザインまで、あくまで彫刻家であることからぶれることなく生涯を通して大小様々な作品を生み出したイサム・ノグチ。20代の頃に行ったきりの香川にある「イサムノグチ庭園美術館」へ遅い夏休みに再訪しようと計画中のため、とてもためになる予習時間となりました。
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