まだ紅葉には早い富士川沿いを走り、急遽行くことにした山梨へ。

かねてより行ってみたいと思っていた、evam evaにてランチとなりました。

天然素材を使用した衣服を作っているevam evaが「衣食住を味わう空間」として作ったのが、広い庭にゆったりと3棟の建物が並んだこちら。小道を歩き見えてきたのが、”味”と書かれたレストランです。

私たちは当日に予約を入れたのですが、来店時にはすでにどのテーブルも埋まっており、楽しそうに話に花を咲かせていました。

主が衣服のお店ゆえの上質なリネンのナプキンが、ワクワクをさらに増してくれますね。

窓の先には光を浴びた竹やぶ。心がほぐれていきます。。

そしてやってきました、お昼のお膳。丁寧に心を込めて作られたのが、この繊細な盛り付けから感じられます。

可愛らしいと目を引いたのは「春菊のおひたし」。春菊の緑色に合わせたのは2色の菊花。

そして特に気に入ったのは「富士桜ポークのやわらか煮」。その名の通りのやわらかく、ソースにはイチジクを合わせていました。その向こうにはフレッシュなイチジクとレンコンの酢の物が添えられ、2つの食感のイチジクをいただくことができます。

朴葉を開くと出てきたのは「木の子のおこわ」銀杏と木の子、そして朴葉の茶色と、盛り付けも含めて秋を感じさせてくれますね。どれも派手さはないのですが、ホッと心をほぐしてくれるような滋味溢れる献立でした。

食後には「柚子の寒天」。言うまでもなく、この器使いに2人してため息が。なんて素敵な。。

人が引けたところで、素敵な内装を。

器はお店の一角で販売もされていました。

【evam eva yamanashi（エヴァム エヴァ）】山梨県中央市関原885