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【晩秋たび】山葵と滝で 伊豆三昧
2021年11月26日
ここしばらく感染がおさまっていることで、十分注意しながらも日常を楽しむ日々が戻ってきました。とはいえ年末年始の帰省は控えたほうがよいかと話し合い…代わりに愛知の両親との4人旅が急遽決まりました。
静岡・三島で落ち合い、まずは駅からほど近い楽寿園へ。
この楽寿園は明治23年に小松宮親王の別邸として造営され、現在も約75,000平米もの広大な敷地は緑豊かな公園として国指定天然記念物に指定されています。幾度となく訪れている三島に、こんなに美しい場所があったとは!
見所は別邸として建てられた楽寿館と前に広がる小浜池を中心とした池泉回遊式庭園。池の水は富士山の雪解け水のために、一般的な池と比べて水位がかなり変化するそう。この日は90cm(満水基準150cm)と水位も十分で、鏡のような水面に美しい青い空を映し出していました。
館内の第一回見学が少し前に始まっていたため、今回は残念ながら見学は見合わせに。。
とはえいえ見頃を迎えた紅葉に彩られた庭園で、大満足な散策でした。
そこから南下して…
伊豆・河津にある「わさび園かどや」のわさび丼で軽めのランチをいただいた後…
ほど近くにある河津七滝(ななだる)散策へ。
まず見えてきた「初景滝」は落差10mでしたが水量がすごいために迫力があり、なによりブルーの滝壺が美しい。
滝から滝へは散策路が整備されていました。
お次の「蛇滝」は落差3mと小ぶりながら、周りの岩が面白いですね〜。この玄武岩が蛇の鱗に見えることから名付けられたのだそうで、この(歩きながら看板で勉強した)柱状節理など2万5000年前の火山噴火によってできた複雑な地形も散策中の楽しみとなりました。
滝見橋を渡って、
落差22mの迫力満点な「釜滝」、光が差し込み神々しさがありますね。
そして来た道を戻って向かったのはメインである…
落差30mの「大滝」。周囲の柱状節理、ブルーの滝壺と、大滝の名に恥じない雄大な滝でした。七滝すべてではないものの一度にこんなに多くの滝を見たのは初めてで、だからこそ滝の違いが分かりやすく見て取れました。
いつもは河津桜を見た後のタイトな時間で訪れるので、こんなにじっくりと見ることができて良い機会でした。