オープンすぐに来館したのに美術館を出る時にはお昼時、同じ敷地内にある自然散策路へと向かいました。

芝生の広場では遅咲きの桜の下でお花見をしている人々の姿も。

季節の移ろいを感じることのできる散策路、夏になったら睡蓮の美しい姿を拝むことができるなぁと思っていたら…

何と枝垂れ桜が満開を迎えていました！風に吹かれて揺れる枝はソメイヨシノとはまた異なる魅力があって、しばし見惚れてしまいました。。もう来年と思っていた桜を再び愛でることができるのは嬉しいものですね。

さてさてこの日のランチは（いつものように一足先に作品鑑賞を終えた）サリュオーナーが買い出しに行ってくれたパンを、庭園内にあるテラスにていただくことにしました。

美術館と同じ佐倉の駅前にある「Boulangerie Sept」は2019年のオープンだそうで、いつも美術館へは車で訪れているために知らずにいました。。店主さんは高山のトラン・ブルーにて9年も修行をされた方なのだそう。

「粗挽きフランク」はバゲット生地の小ぶりなパンにぷっくり太めのフランクが挟まったサンドウィッチで、上に削られたレモンピールがかかっていて何とも爽やかな味わい。

もうひとつ「りんごとくるみのデニッシュ」はサクッと軽いデニッシュ生地にりんごとくるみ、風味よく素直な味わいのものでした。

翌朝いただいたのは「食パン」湯種製法で作られた生地だそうで、何しろしっとり＆もっちりな食感。次回は私も一緒に行って、あれこれと試してみたいです。

そんな食パンに合わせた珈琲は、美術館のミュージアムショップで販売されているオリジナルブレンド「散策の風」。以前に訪れたことのある佐倉市のお隣り四街道にあるTABEI COFFEEが焙煎しているもので、爽やかな酸味もありつつコクも感じる確かにあの庭園を思い起こさせるブレンドでした。

【Boulangerie Sept（ブーランジェリー セット）】千葉県佐倉市表町1-1-3