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【column】Forest Comes Home / Milano Salone 2016
2016年7月 9日
今年55回目を迎える世界で一番大きな国際家具見本市・ミラノサローネ。
当店でも張替え用生地として取り扱っているヨーロッパを代表するテキスタイルメーカー kvadrat社も出展し、mina perhonenデザイナー皆川明氏とのコラボレーションの新作生地を発表しました。
テーマは『Forest Comes Home』〜森のぬくもりを家庭へ〜新作のテキスタイルを張り合わせた有機的な形のオブジェを展示したインスタレーションです。こうしてパッチワークのように貼り合わせると、鮮やかな色味の美しさが際立ちますね。
(ミラノサローネ画像すべて:Photography by Patricia Parinejad)
こちらが新作生地Crystal Fieldで張られたソファ、今までにないような落ち着いた雰囲気に張り上がっていて素敵。そして上に乗っているクッションは…
mina perhonenの過去人気のあったテキスタイルより3種類選ばれ、サローネに華を添えるべく世界数量限定で同時に発表されました。当店でも10個の入荷となります。
【新作生地 Stick Tree】細長い楕円の棒を組み合わせて木を作り出している柄。ウール地に同色、またはコントラストを効かせたトーンで刺繍されています。落ち着いた雰囲気のものからmina perhonenらしさを感じるものまで、当店の第一弾としてはただ今スツールを製作中です!
【新作生地 Crystal Field】ドットで構成された幾何学的な形を組み合わせた、緻密な平織りの生地。近くで見るとさらにパターンがあり、まるでクリスタルのように奥行きが生まれるのを感じます。そして離れて見るとパッチワークのように見える畑の風景を思わせるという、複雑さがあります。色味によっては和を感じるものもあって、和風建築にもすんなりと取り入れることができそうですね。
【2006年発表 Tambourine Hallingdal】こちらは現行品ですが、ソファの張り替え時にお客様からのご要望に多い生地のひとつです。
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