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【京都たび Day2】スイーツと応挙竹林
2026年6月11日
その後はお昼をいただいたTADKAから、角をひとつ曲がったところにあるパティスリー「grains de vanille」へ。
こちらは長く通っていた東京・京橋にあった名店 Hidemi Suginoにて長く勤められていた津田シェフのお店、以前一度伺っただけなので久しぶりの再訪です。というのも今年の2月にこちらの15周年のお祝いに杉野シェフが3日間限定のイベントを開催して大盛況だったと聞き(直前に知ったために伺うことができなかった…)、また機会があれば!と思っていたのです。
魅力的なプチガトーの並ぶショーケース内、ちょうど空いた1席にてイートインすることにしました。
「マンゴー カシス」まさに2月のイベントで杉野シェフが出されていたもので、京橋のお店でよくいただいたものの一つ。こちらが新作と書かれていたので、イベント後にこちらのお店でも出すことにしたのかしら。
マンゴームースの中にカシスが合わさり、滑らかな口溶けに舌鼓を打ったのでした。
満腹となったところでお次の場所へと移動。
こちら左京区一条寺にある「圓光寺」は、慶長6年に徳川家康が教学のために伏見に建立した禅寺で、僧侶や武士だけでなく一般市民にも開けた場所だったのだそう。
中心部から離れた場所ということもあってか、ひっそりと静寂で包まれています。
入り口で出迎えてくれるのは富岡鉄斎《米點山水図》、明治期にこちらへ訪れた折に描いたもの。
本堂へやって来ると拝観者は各々縁側に座り、こうして頭を空っぽにしてただただ庭園を眺めています。
《十牛之庭》牛を追う牧童を描いた禅画を題材にして江戸初期に作庭された池泉回遊式庭園。真ん中に鎮座する石が座った牛に見えてきましたが、その上に広がる青紅葉の見事なことといったら!涼やかな風が流れる今の時期に、こうして静かに眺めることができて本当にありがたいひとときでした。
その後は庭へ出て散策していると奥には池や竹林も広がり、本堂から眺めた庭園とはまた異なる趣があります。この竹林は江戸期の絵師・円山応挙がよく訪れていたことで「応挙竹林」と呼ばれ…
この宝物館で見ることができた円山応挙《雨竹風竹図屏風》の元になっているのだそう。応挙が屏風に収めた同じ竹林を時を超えて体験できるとは何と贅沢なことか…。
その宝物館の目の前に広がっている枯山水式庭園は現代に生まれたもので、龍が天に昇る様子を石組みと白砂で描いています。奥の名庭との違いも面白いモダンで素敵な庭園ですね。
石段を登った高台にあるため市街地の先に北山を望む絶景で、季節を変えてまた訪れたくなりました。

















