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【六本木さんぽ・ART】森美術館 / Ron Mueck 展
2026年6月 4日
朝から電車に乗って、久しぶりに六本木ヒルズにやってきました。
エレベーターに乗って53階まで一気に上がったところにある森美術館へ、地上230mと超高層階です!
現在開催している「ロン・ミュエク展」。
《展覧会フライヤー・ウラ面》
オーストラリア生まれの現代を代表するアーティストで、現在はイギリスを拠点に活動中。十和田市現代美術館や直近ではデンマークのAROS美術館だったりと様々な場所で見てきたものの、個展は初めてだったので楽しみにしていました。
《イン・ベッド》
彼の彫刻作品はこちらを見て分かる通り…実物大ではなく大きく崩したスケール感であること。6.5mものベッドに横たわる女性は以前フランスで見たものだったか、昔の記憶が呼び起こされました。
シワや毛穴まで忠実に再現した細部までの圧倒的なリアリティに、居心地の悪さというかゾワゾワとした違和感を感じるのです。
《若いカップル》
こちらは先ほどと異なり小さめスケールのカップル、一見仲睦まじく見えるのですが…
後ろに回ると緊張した彼女の手を彼が拘束しているもの。ここでもまたゾワゾワとした感覚を再び。。
《エンジェル》
こちらは初期の作品。30年以上のキャリアですがこの緻密なハイパーリアリズム作品ゆえに全作品が50点ほどと驚くほどの寡作な作家。それゆえに今回11作が揃っているのはまたとない機会で、会場を歩きながらこの違和感の正体を知りたいと感じました。
彫刻作品の置かれた部屋の間には、彼のアトリエや制作過程を記録した写真作品が並んでいます。
大きな目玉や髪の毛、手のパーツが!
これは《イン・ベッド》の貴重な制作風景!
何だか気になる人だかりの先には、
《チキン/マン》
老人の皮膚の質感に驚きつつも、こちらも背景が分からない作品ゆえに頭の中で勝手なストーリーを作っていきます。そしてその先に見える大きな頭部は、
《マスクⅡ》
何たるハリボテ!これは自身の顔を4倍の大きさで再現したもの。緩んだ口元や髪の生え際のリアルさに驚きつつも、裏に回り込んで分かる虚構さも込みで”ひとつの作品”であるところに一筋縄ではいかないなぁと笑いが込み上げてきます。
《マス》
そして部屋に足を踏み入れて驚いたのがこちら。巨大な頭蓋骨の彫刻100点を展示室に合わせて作家自身が配置していくインスタレーションで、かき分けるように通路を歩いていきます。
タイトルのマス(Mass)というと集合体の意味が思い浮かんでこの数ゆえかと思いきや、キリスト教では礼拝のことだったりと他の意味もあるそう。これまた大きさやとボリュームに驚きつつもその意味を必死で考えたりと、頭をフル回転させるのでした。
最後の部屋では制作風景を追った映像作品が流れていて、いくつかの作品を同時並行でちょっとずつ作られていく過程が面白く見入ってしまいました。

















